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住まいるアドバイス Vol.6 いつも使っている水回りだからこそ点検を!解決編

[阪急不動産お客さまセンター 2014年05月09日]

 新緑のまぶしい季節になりましたが、いかがお過ごしですか。4月から新生活がスタートした方々も、ほっと一息という頃でしょうか。
 さて、前回は水回りのトラブルのお話をしましたが、今回は解決編として、お手入れ方法や点検、漏水した時の止水方法などをお話したいと思います。

 キッチン・洗面洗濯室・トイレ・浴室など水回りには水栓とは別に水を止めるための止水栓があることをご存じですか?止水栓は水が止まらなくなった時や摩耗・劣化部品などを交換する時、水量を調整する場合などには、その器具だけの水を止める役割があります。
 では、そんな大事な止水栓はどこにあって、どのように閉めるのでしょうか。キッチンや洗面化粧台の止水栓はキャビネット内に設置されています(キッチンには浄水器や食器洗い洗浄機の止水栓もあります)。また、止水栓には、手で回せるタイプ、マイナスドライバーなど工具が必要なタイプなど色々な形がありますが、場所・形状は違っても右にまわすと閉まります。

 浴室とトイレの止水栓は、キッチンや洗面化粧台とは場所や形状が少し異なります。浴室の壁付き混合栓タイプは水栓取付部分に水・湯用と2か所止水栓が付いています。トイレの止水栓はタンクへの給水管に付いています(ウォシュレット用の止水栓と間違えないようご注意ください)。いずれもマイナイスドライバーなど工具が必要なタイプが多いため、前もって自宅にあるマイナスドライバーが止水栓に合うサイズか確認しておくと安心ですね。
 浴室やトイレの止水栓とは違い、キッチンや洗面化粧台の止水栓は物を入れるキャビネット内にある為、すぐに確認ができないかも知れませんが、いざという時のためにも、各止水栓の場所と形状を今一度確認しておきましょう。

 次に水栓のお手入れですが、「使う度に濡れるのに、いちいちお手入れが必要なのかしら…」と思ってしまいませんか?実は毎日のちょっとしたお手入れや点検で水栓がきれいでより長く使用していただけます。水栓の日頃のお手入れは柔らかい布で水拭きし、よくしぼった布で汚れを拭き取ると錆なども付きにくくなります。吐水口はきれいな歯ブラシなどで擦り、汚れを洗い流してください。
 水栓はいつまでも使えるわけではなく、パッキンなどの消耗部品の交換や、摩耗・劣化部品の交換も必要です。また、お手入れとともに水栓にぐらつきがないか、シャワーホースから水が漏れていないかなどを点検し、快適に使用しましょう。

 止水栓や水栓のお話をしましたが、浄水器はどうでしょうか。吐水口が別々になっているタイプ(左写真・上)もキッチン水栓と一体型になっているタイプ(左写真・下)も定期的にカートリッジの交換が必要です。カートリッジは自分で交換することができますが、きちんと接続されていないと、漏水する可能性があります。
 カートリッジを交換する場合、一体型の場合はキッチン止水栓を、吐水口が別々になっている場合は浄水器用の止水栓をしめ、取扱説明書を確認し、交換するようお願いします。

 水回りのトラブルは漏水だけではありません。特にディスポーザー(生ごみ粉砕機)が設置されている場合、正しく粉砕処理をしなかったり、粉砕処理できないものを入れてしまったりすると配管詰まりの原因となりますので、粉砕時には必ず水を流す(毎分8リットル程度)と共に、粉砕処理ができるものかを確認してください。
 お手入れ方法も、メーカーにより、投入するバスケットごと洗えるタイプや角氷を粉砕室に入れて水を流しながら運転するタイプなど色々ありますので、正しく安全に使用するためにも取扱説明書を確認しましょう。

 洗濯機用水栓や洗濯パン排水口はどうでしょうか。特に洗濯パンは洗濯機を置いた後、なかなか点検やお手入れなどしづらいですが、排水ホースが外れかかっていないか、洗濯機用水栓の取付け部ががたついたり、水が漏れたりしていないか点検しましょう。
 洗濯パンは定期的に配管洗浄を行っていても、排水トラップのお手入れが必要です。排水トラップはメーカーによって外せる部品が異なりますので取扱説明書を確認しましょう。取り外した場合は、正しく取り付けていないと、漏水やにおいの原因となります。
 また、洗濯パンは設置できる洗濯機の形やサイズが決まっています。サイズが合っていない洗濯機を設置すると洗濯パンが破損する恐れがありますので、買い替えなどの場合は必ず確認しましょう。

 トイレは点検やお手入れをしていても、トイレットペーパーの大量使用や異物を落としてしまったことで詰まってしまい、流れが悪くなったり、逆流してしまったりすることがあります。
 このような状態になった時、「トイレが使えない!」と慌ててしまいますが、通常の詰まりではラバーカップ(左写真・共用保管されている場合があります)という道具で直せる場合があります。使用する際は、汚水が飛び散らないよう、便器を覆う大きさの透明のビニールシートに穴をあけ、ラバーカップの柄を通します。排水口にラバーカップを密着させ、静かに押し付けて勢いよく引き上げます。排水が引き込まれるまで数度行ってください。大抵のつまりは解消されますが、それでも流れない場合はお近くの水道工事店等へご連絡ください。

 最後に浴室ですが、洗い場排水口(左写真・上)のお手入れはしているが、浴槽排水口(左写真・下)のお手入れはしていない方が多いようです。浴槽排水口も髪の毛などが溜まると排水の流れが悪くなったり、においの原因となったりします。浴槽排水口がゴム栓の場合はゴム栓の裏側、ワンプッシュ排水栓の場合は排水栓の裏側を、スポンジなどを使って掃除してください。ゴム栓・排水栓を外すと、排水口にフィルターが付いているタイプもありますので、ごみを取り除きスポンジなどを使って掃除してください。
 洗濯パン排水口や洗い場排水口は悪臭・害虫の侵入を防ぐトラップ構造となっているため、常時水を貯めています。長期間使用しないと水が蒸発してなくなりにおいがする場合がありますので、においがした場合はコップ1杯程度の水を流してみてください。

 わたしたちの毎日の生活に欠かせない水回りは、今回お話した以外にも食器洗い洗浄機やスロップシンクなどたくさんありますので、また別に機会にお話しいたします。
 早いもので来月には梅雨の時期がやってきます。じめじめとした時期になるとフローリングのきしみについてのお問合せが多くなります。なぜ梅雨の時期に多いのでしょうか。
 来月はフローリングのお話をしたいと思います。

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