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住まいるアドバイス Vol.5 いつも使っている水回りだからこそ点検を!トラブル編

[阪急不動産お客さまセンター 2014年04月05日]

 すっかり春らしい暖かい季節となりました。お花見など外出するのが気持ちいいですね!
 4月はイベントや行事が盛り沢山ですが、欧米では「スプリング・クリーニング」といって春に大掃除する習慣があるそうです。じめじめする梅雨に向けて、この過ごしやすい季節に水回りのお手入れや点検をして、カビ対策や夏場のお手入れを楽にしましょう!

 ところで、キッチン・洗面洗濯室・浴室・トイレいつも使っている水回りですが、みなさまは1年に何回水回りの点検をしていますか?「毎日使っているのに…」なんて思って、何年も点検せずにそのままになっていませんか?
 今回は気付いた時には大変な事になっているかも知れない水回りのトラブルについてお話しします。

 キッチンシンク下のキャビネット内にはキッチン混合栓用の湯と水の分岐止水栓(浄水器の止水栓もある場合があります)と、シャワーホースタイプの場合はホースが収納されています。
 このシャワーホースは摩耗劣化部品ですので、経年劣化により漏水することがあります。システムキッチンメーカーによっては「水受けタンク(受け皿など)」が設置されており、漏水が起きた場合もキャビネット内に水が流れず、水受けタンクに一旦水が溜まります。

 ですが、点検しないでそのままにしておくと…
 水受けタンクに溜まった水が溢れてキャビネット内を伝いフローリングまで濡れてしまいます。また、各止水栓やディスポーザー(粉砕処理機)からの漏水は水受けタンクなどがありませんので、気付くのが遅くなる場合も。「水をこぼしてもいないのにキッチンマットが濡れている」「フローリングを踏むと水が滲みでる」こんな症状に覚えはありませんか?

 洗面化粧台水栓にもキッチンと同じようなシャワーホースタイプが多いと思います。洗面洗濯室と浴室はコンクリートの床が他の部分より低くなっていることが多いので、洗面化粧台の漏水が床下の空間にたまり、漏水に気付く前に下階にお住まいの方から漏水のクレームを受ける場合もあります。そうなったら大変ですので、シャワーホースタイプの場合は、水受けタンクが設置されていることが多いので、小まめに確認することをお勧めします。
 また、洗面洗濯室は洗濯機用水栓のパッキン劣化などによる漏水、洗濯パン排水口にゴミが溜まって排水されず溢れてしまう、洗濯機の排水ホースが外れて床まで水が溢れてしまう等々。毎日使っていても点検をしないでいると、漏水は突然起こる可能性があります。

 もう一か所シャワーホースがある浴室はどうでしょうか。実はもともと水や湯を使用する浴室の場合、シャワーホースやシャワーヘッドとホースの継ぎ目からポタポタ水が落ちる程度であれば、「まだ使えるから」と修理せずそのまま使用する方も多く、このような使い方は他の部品の劣化も早めることになり、ある日突然使用できなくなる可能性もあります。 

 そして、一番使えないと困ってしまうのは、トイレ。
洗浄させたら便器内の水が流れ続ける、タンクに水が溜まらない、タンクのレバーが空回りする、給水ホース部から漏水している、便器が詰まって水が流せないなど、突然トイレが使用できなくなり慌ててしまいますが、まずは落ち着いていただくことが大切です。水が止まらない場合や給水ホースからの漏水の場合は止水栓をまず閉めましょう。止水の方法や詰まりの解消方法などは次回お話したいと思います。

 このように、水回りのトラブルは、漏水で家財などが濡れてしまったり、ひどい場合には下階まで漏水してしまったり、状況によっては補修のために高額の出費をしたり、修理により水回りが使用できなくなることもあります。「毎日使っている水回り」だからこそ、安全・安心・快適に長くご使用いただく為に定期的な点検及び部品交換をしましょう。
 次回は、水回りの点検方法やお手入れ方法、ご自身でできるトラブル解消法などをお話したいと思います。

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