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住まいるアドバイス Vol.2 冬場の結露対策とお手入れのポイント

[阪急不動産お客さまセンター 2014年01月14日]

 昨年12月に第1回をスタートしました「住まいるアドバイス」ですが、いかがでしたでしょうか。
 寒の入りとともに、いよいよ寒さも本格的になってきました。
朝起きて、カーテンを開けると窓ガラスがびしょ濡れという状況になっていませんか?
 今回は、こたつやストーブ、加湿器などをたくさん使うこの時期にもっとも発生しやすい結露についてお話しいたします。

 まず、結露はどのように発生するのでしょうか。
空気の中には、水が水蒸気となって含まれています。温度が下がると、この空気中の水蒸気の一部が水に戻り結露が起こります。コップに冷たい水を入れるとまわりに水滴がつく、これも結露です。最近は高気密住宅が増えており、換気をしないとあなた自身の呼気だけでも室内の水蒸気が高まりますので、結露の発生も昔より多くなっています。
 冬場の部屋の内側と外側で考えてみましょう。
 部屋の内側の空気は暖房を入れていると暖められていますが、窓や外壁の近くは外側の冷たい空気に冷やされ、水蒸気が水に変化し、窓や壁に結露が発生します。

 結露は自然現象として季節は問いませんが、冬場は室内の温度が高くなり大量の水蒸気を含んでいる為、結露が発生しやすくなります。乾燥を防ぐための加湿器、洗濯物の部屋干し、暖かい鍋料理、ガスや灯油が燃焼した際に水蒸気を発生させるファンヒーターやストーブ、お風呂の残り湯や水槽、観葉植物なども結露が発生しやすくなる原因です。
 また、結露は窓廻りだけではなくキッチン、浴室、玄関扉、押入やクローゼットにも発生します。

 では、結露が発生するとどのような影響があるのでしょうか。
結露が発生し、濡れた状態が長く続くとカビが発生しやすくなります。カビが増えるとそれをエサとしているダニが増えるという悪循環が起こり、健康被害を及ぼします。他にも結露の繰り返しやお手入れ不足などにより建材の腐食を早めたり、カーテンやクロスが汚れたりします。

※結露によりサッシュ額縁内部にカビ発生(左写真)

 結露が発生してしまったら、こまめに拭くことが1番です。
水滴や水たまりを放置しておくとカビの発生や建材の腐食につながります。カーテンの裏側も見落とさずに拭いてください。
 最近では吸水性の高いタオルや結露取りワイパーなど拭き取り時間を短縮できるグッズ、水を吸い取る結露テープなども販売されています。
 また、カビが発生した場合、①住宅用中性洗剤で汚れを浮かせる②水拭き③乾いてからエタノールで殺菌、の手順でお手入れすると効果的です。

 結露を防ぐためにはどのような方法があるのでしょうか。
便利グッズも色々ありますが、なるべく結露を発生させない事が1番です。
 ポイントは換気と温度です!
 冬場は窓を閉め切っている時間が長く、換気の回数が少ないため室内に湿気がたまりやすくなりますので、窓の開閉による部屋の空気の入れ替えや、料理をする際はレンジフードをまわしてください。24時間換気システムが設置されている場合は必ず運転させてください。換気を行うと、外部の空気を取り込み室内の水蒸気多く含んだ空気を追い出します。また、部屋内側と外側の温度差を小さくすると結露の発生を防ぐことにもなります。

 他にも商品では、水ダレや曇りを防ぐ結露防止スプレー、窓付近に置いて窓を温かくする結露防止ヒーター、断熱効果により温度差を少なくする結露防止シートや断熱フィルム、除湿器などが販売されています。みなさまのお部屋に合った商品をお試しください。

 最初にもお伝えしましたが、結露は季節を問わず発生します。部屋の空気が常に入れ替わるよう、心掛けてください。家具は壁から離して置くことで、家具の裏側まで空気が流れていくような通気層を作ってあげたり、結露しやすい外部に面した壁側に家具を置かないようにしたり、押入にスノコを敷く、クローゼットの扉を時々開けるなど、少しの工夫が結露防止対策となります。
 来月は今回お伝えした「換気」についてもう少し詳しくお話したいと思います。
お楽しみに!

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