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住まいるアドバイス Vol.32 それぞれの暮らし

[阪急不動産お客さまセンター 2017年05月26日]

 風薫る新緑の季節、皆様お変わりございませんか。
「住まいるアドバイス」をしばらくお休みしてしまい、申し訳ございませんでした。これからも、住まいに関する色々なことを皆様にお伝えしたいと思っておりますので、宜しくお願いいたします。
 初めて「住まいるアドバイス」をご覧になられる方もいらっしゃると思います。「住まいるアドバイス」では、お手入れ方法や設備機器等の取扱い等を掲載しております。日々の暮らしで少しでもお役に立てることができれば幸いです。

 「住まいるアドバイス」では住まいに関することの中でも、マンションでの暮らしについて色々お伝えしております。初めてマンションで暮らす方にとっては、分からないことが多いのではないでしょうか。
 そんな皆様のためにも、今回は一戸建てとマンションの違いについてお伝えしたいと思います。

 初めに、マンションは一戸建てと違い「共用部分」と「専有部分」に分かれています。簡単にご説明すると、お住まいの住戸の内装や設備等の専有部分の所有者を「区分所有者」といい、区分所有者全員で共有している部分が共用部分となります。 
 一戸建てではある程度自由にリフォーム等ができますが、マンションは皆で共有している共用部分を勝手にリフォーム等したりしてはいけませんし、管理規約による制約もありますのでご注意ください。
 ※「共用部分」と「専有部分」についてはVol.25~27に詳しくお伝えしております。

 基本的にマンション内には管理員室があり、管理員が勤務しております。勤務日や勤務時間はマンションによって異なりますが、建物や設備等の目視点検、各種使用申込の受付等、管理に関する様々な業務を行っております。
 例えば、駐車場や駐輪場を解約したい、ごみの出し方がわからないなど、管理に関するお問い合わせがある場合は、管理員にご相談してみましょう。

 ところで、2016年より始まった電気の自由化や2017年からのガスの自由化ですが、一戸建てにお住まいで、切り替えたという方も多いのではないでしょうか。しかし、マンションでは高圧一括受電契約をしている場合、戸別に切り替えることはできません。
 マンションによって供給方法も異なりますので、高圧一括受電契約をしているか分からない場合は、一度管理会社へお問い合わせください。ガス・電気・水道の検針方法や支払方法もマンションによって決められていますので、引っ越しの際には事前に確認しましょう。

 また、インターネット接続サービスやテレビ共同受信設備がマンションによって提供業者が決められていますので、引っ越し後に継続できない場合もあります。
 例えば、現在光回線でインターネットを契約していても、引っ越し先が光回線設備ではなかったり、テレビ共同受信設備が違うため、有料番組が視聴できなくなることもあります。ガス・電気・水道の手続きと同じく事前に確認しましょう。

 マンションでは全体で決められていることも多く、先程お伝えしたインターネット接続サービスやテレビ共同受信設備の共用部分についての変更などは、管理組合の理事会や総会の承認が必要です。
 一戸建ては敷地や建物を個人で所有し、維持管理も個人で行いますが、マンションでは敷地や共用部分は所有者全員で共有し、維持管理も所有者全員で行います。

 では、専有部分や専用使用部分(バルコニーや玄関ポーチなど)はどうでしょうか。室内の清掃や食器洗い乾燥機など設備機器のメンテナンスはその住戸の区分所有者(もしくは入居者)にて行う必要があります。基本的に室内の壁紙やフローリングの張り替えの際、申請書の提出が必要であったり、性能の指定があったりしますが、色や柄は区分所有者にて決めることができます。しかし、バルコニー等の共用部分である専用使用部分は区分所有者が自由に変更することはできません(管理組合の承認を得たもの、軽微なもの、及び緊急時に必要とする修繕工事は除きます)。

 このように、マンションでは建物等の共同管理について定めた法律(区分所有法)に基づきマンション毎に管理規約が定められています。駐車場やゲストルームなど共用施設の使用細則、専用庭やルーフバルコニーなど専用使用部分の使用細則などが管理規約集に記載されています。
また、生活する上での禁止事項や届出事項など住宅部分使用細則も記載されています。『管理規約集に記載されていることを知らなかった』ではトラブルになり兼ねません。円滑な共同生活を維持するためにも、管理規約集には必ず目を通しましょう。

 マンションでは、セカンドハウスとして使用している方、夜はお仕事などでご不在の方、家族でお住まいの方、お一人でお住まいの方など、様々な生活スタイルの方が暮らしています。
 みなさまが快適に暮らすためにも、ひとりひとりがルールを守り、思いやりの気持ちを忘れずにいることが大切ですね。

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